では、実際に確定拠出年金を始める、運用するためにどの程度の費用が必要なのでしょうか。
確定拠出年金に関係するコストについて述べたいと思います。
確定拠出年金の手数料は証券会社によって違う
確定拠出年金の費用としては、加入時の費用と、口座管理の費用の2種類あります。ここはSBI証券を例に説明します。
(SBI証券の場合)
加入時費用(国民年金基金連合会):2,777円
加入時費用(SBI証券):0円
口座管理手数料(国民年金基金連合会):103円
口座管理手数料(SBI証券):月額0円
となっております。 加入時費用の国民年金基金連合会分の「2,880円」については、どこの証券会社でも共通のコストです。つまり、確定拠出年金は国民年金基金連合会の手数料2,880円さえ支払えば、手数料0円で積み立て投資ができる、ということなんですね。
一方で、加入時費用と口座管理手数料の証券会社分については証券会社によって違います。
したがって、手数料で選ぶならば証券会社分の安い、無料の証券会社を選ぶことです。